「きらら保育園」
今日も好きな俳句をひとつ。
『星空へ 店より林檎 あふれおり』
リンゴは体に良い魔法の果物らしいです。
今日のお客さまは3児、それも「双子+1人」の専業主婦・Jさん。
年齢は3歳ふたりに、2歳がひとり。全員が男の子です。
(余談ながら、下の2歳のK君の名付け親は不肖・きららです)
Jさんの相談内容は深刻なものではなく、わたしはもっぱら育児疲れの悩みやグチの聞き役です。
ご主人は、根っからの仕事人間で、休日はほとんど寝てばかりだそうで、「家族揃って遊園地や動物園に行ったことは数えるほど」とか。
この後、2時間ほど予約も入っていないし…
「わたしが3人の面倒をみているから、その辺を散歩して来たら…。駅前にスクランブル何とかいう商業ビルが出来たみたいよ」
「わあ、うれしい。じゃあ1時間ほどお願いしていいですか。おやつとおむつはここに置いておきますから…」
Jさんは軽やかな足取りで渋谷の街へ。
軽い気持ちで“保母さん”を引き受けたものの、さあ大変。
さっきまで大人しくお絵描きしていると思ったら、すぐにホウキでチャンバラごっこ。
それに飽きたら、今度は椅子のうえでトランポリン。
危ないよと降ろしたら、間髪入れず(ナントカ)レンジャーごっこです。
お預かりしている手前、怪我でもさせたら一大事。
一刻も目が離せません。
かれこれ1時間。3人とも遊び疲れたのか、ジュースを飲んだら、すぐに目がトロンとなって昼寝タイム。
風邪をひいたらいけないと、タオルケットやわたしのコートをかけて…。
上のふたりの寝顔は、当然ですが瓜ふたつ。
下の子は。わたしが命名しただけあって、なかなかのイケメンになりそうです。
3人とも天使のようです。
ホントにかわいい!
ひょっとすると、これが彼らの親孝行なのかも?
ン十年前を思い出させてくれた、心なごむ体験?でしたが、ふ~っ、疲れましたぁ。