「2年間は熟成期間」

♪雨がふります、雨がふる、

遊びにゆきたし 傘はなし

紅緒の木履も緒が切れた♪

 

雨の日に歌うと昭和の情景が目に浮かんできます。

今日のお客さまはAさん。
彼女は現在、あるオーケストラに所属するバイオリニストです。

ほとんど知る機会のない海外公演の際の話などはとても面白くて、大抵はわたしの方が聞き役なのですが、今日はいささか雰囲気が違います。

「先生、わたし結婚できるかしら?」

「“結婚相手”はバイオリンと言っていたのに、どうしたの、突然?」

「最近、何となく結婚っていいもんじゃないかな?と思ったりして…」

生涯独身を宣言していたのに、どういう風の吹き回しでしょうか。

「そういえば今年のAさんには、そんなに大きくはないけど、<恋愛>が回って来てるわよ。ひょっとして誰かから告白されたの?」

「正式じゃないけど…。相手はバツイチ、5歳年上の会社経営者です」

「バツイチはともかく、『結婚なんて考えてないわ』と公言、凛として生きてきたあなたにプロポーズするなんて、観る目がある人だわねwww」

「イケメンだし、誠実な人だと思います。でもバイオリンを取るか、結婚を取るかといわれたら、本音はバイオリンだし…」

「結婚したからといって、バイオリンを捨てる必要はないと思うけど、あなたの場合、不器用だから…」

「そうなんですよね。多分、結婚すると家庭ファーストになりそうだし、結婚とお仕事を両立させる自信はありません」

お相手の生年月日をお聞きして鑑定。

「う~ん。――彼は大人だし、あなたとの相性もいいんだけど、今年の<恋愛>は小さいし、しばらくはお付き合いの域がベターだわね。あなたに本物の<結婚>が回って来るのは2021年の秋頃だから、それまでお付き合いが続いていれば、その時は…」

「2年間は熟成期間なんですねwww。――自由に溌溂と頑張ります」

きらら(6/17)

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