「内定祝いは珈琲で乾杯!」
ちょっとお天気が悪いのが珠に瑕ですが、朝夕はすっかり秋。
最近は、あまり「○○の秋」という言葉を耳にしなくなりましたが、今こそ、何かを始める「きっかけの帰結」にしてみてはどうでしょうか。
本日、最後のお客様は、就活のために山陰地方から上京すること4度目のEさん。
予約時間は、夜行バス出発前の午後7時です。
Eさん「こんばんは。遅くなりました」
きらら「疲れたでしょう。――で、結果はどうだった?」
Eさん「おかげさまで内定を頂きました~!」
きらら「わ~、良かったね~!――おめでとうございます!」
試験で上京する度に、前日に『きらら館』に足を運んでくれました。
Eさん「本当にありがとうございました。高望みの会社だったので、全然、自信はなかったのですが、きらら先生にもらったパワーのおかげで無事に合格できました(笑)」
きらら「”特訓”だなんて(笑)。――すべてEさんの実力よ。わたしは、少しばかり背中を押しただけよ。そんなことより田舎のご両親には報告したの?」
Eさん「いえ。――何はともあれ、親身になって心配してくれたきらら先生にイの一番に報告したかったので…(笑)」
きらら「何、言ってるの。一番、心配しているのはご両親よ。今すぐに連絡してあげなきゃ(笑)」
Eさんが電話している間に、この時のために用意していたお祝いのケーキと珈琲を用意しました。
Eさん「わ~っ。――これ、わたしの大好きなケーキなんです。うれしい。ありがとうございます」
きらら「じゃあ、Eさんの合格をお祝いして珈琲で乾杯~!」
珍しい乾杯です。
Eさん「きらら先生の”前日特訓”で、ホントにパワーをいただきました」
きらら「Eさんの場合、内面には、とってもいいものを持っているのに、『ここぞ!』という時に自分にブレーキをかけてしまうのよね。良くいえば控え目、悪くいえば引っ込み思案。でも、自分をアピールしなければいけない選抜試験でモジモジしてちゃ、せっかくの良さを分かってもらえないじゃない。自分では『言いすぎかな?』と思うぐらいの”迫力”でぶつかれば、丁度いいのよ(笑)」
Eさん「だから、2回目からの面接では、勇気をふりしぼって、生まれて初めてというくらいの”迫力”で、面接官の質問に答えたんです(笑)」
きらら「でも、これからが社会人として新しいスタートよ。今回の経験を大切にして、頑張ってよ」
Eさん「はい!――来年から東京でお勤めするわたしには、きらら先生という”守護神”が身近にいてくれるんですから、何事にも全力でぶつかっていけます(笑)」
きらら「”守護神”はオーバーよ(笑)。でも、また悩み事ができたら、いつでも連絡してね」
Eさん「ありがとうございます」
きらら「そろそろバスの時間よ。遅れないように道玄坂のターミナルに行かなくちゃ」
Eさん「はい。――きらら先生、いつものように握手してください」
握手だけでなく、今日はハグもしちゃいました。
Eさん「本当にありがとうございました」
きらら(10/3)