「吉凶の分かれ目は『縁』」

Fotolia_95897481_Subscription_Monthly_M (1) (1)今週から12月。
終わりよければすべて良し。
治りにくい風邪が流行っています。
呉々もご自愛ください。

本日、午後一番のお客様は遠路遥々、北海道からお越しのNさん。
Nさんは生まれも育ちも東京ですが、現在は研修のため道内の大きな病院にお勤めの看護師さんです。

Nさん「こんにちは。きらら先生の顔が見たくなり(笑)お休みを貰って上京してきました」

きらら「2年ぶりかしら? ちょっと逞しくなったんじゃない(笑)」

Nさん「北海道は、もうすっかり冬ですけど、東京は暖かいですね」

きらら「陽が暮れると東京も寒いわよ。油断して体調を崩さないでよ」

Nさん「入院中の祖母のお見舞いと、きらら先生に会うのが今回の目的ですから、明後日には帰る予定です」

珈琲を飲みながら、あれやこれやと暫しの雑談。
笑顔が絶えないNさんですが、やはり何か悩み事がありそうな感じです。

きらら「何か心配事でもあるんじゃないの? ひょっとして恋の悩みかな?(笑)」

Nさん「えっ、何で分かるんですか?」

きらら「ちゃんと顔に書いてあるわよ(笑)。――せっかくの上京だもの、“心配荷物”を背負っているのなら、全部降ろして帰ってくださいね」

Nさん「実は…」

珈琲をお代わりしたNさんが、ようやく背中の“荷物”を解き始めました。

Nさん「先週、私が担当している入院中の患者さんから、結婚を前提にしたお付き合いをして欲しいと言われたんですけど、どう答えていいか、迷っているんです。その方は4歳年下で、地元の新聞社にお勤めしているんですが、人柄も悪くないし正直、嫌な気持ちはしないのですが、お友達ならともかく結婚相手としては、年齢も離れてるし、わたしとは方向が違うかな?と…」

きらら「何となくお似合いのような気がするけど?――ちょっと観てみますね」

彼の生年月日を伺って鑑定させて戴きました。

Nさん「わたしはイエスともノーとも言ってないのに、先週は彼のご両親を紹介されて、お母さまから『息子とのことをよろしくお願いしますね』って言われて、このままでは彼のペースに引きずられて、結婚しちゃいそうな雰囲気なんです」

きらら「ムム、いいわねえ。――彼は真面目だし、正義感が強くて、新聞記者は天職。部下から慕われる親分肌。それだけに大きな出世はしないかもしれないけど、古風な一面があるNさんとはキャラクター的にピッタリ。二重丸の良縁かもよ(笑)――彼が入院してきたのは9月じゃない?」

Nさん「確か9月の半ばですが…」

きらら「彼もあなたも、今年の6月から大きな恋愛・結婚☆が廻って来ているし、ふたりの相性も、タイミングも最高。Nさんがわたしの娘なら賛成するわよ」

Nさん「でも、わたしの人生設計では、もっともっと勉強もしたいし、結婚なんてまだまだ先の予定なんですけど…」

きらら「自分で人生の『設計図』を描くのは大切だけど、どんなに計算しても、自分の力で探せないのが『縁』。結婚に限らず、成功も失敗も、その要因は巡りあう人との『縁』によるものよ。勉強はやろうと思えばどんな境遇にあっても出来るけど、『縁』は自分の都合に合わせてくれないし…。その巡りあう『縁』が、良縁か悪縁かで、人生の吉凶が分かれると言っても過言ではないとわたしは思うわね。――東京育ちのあなたが、研修のために行っていた北海道の病院に行っていた、その病院に彼が患者として入院したのも、そしてそこであなたが彼の担当看護師になったのも、すべては計算のない、いわば偶然の所産でしょ。それこそが『縁』なのよ」

Nさん「それに、わたしの方が彼より4歳も年上だし…」

きらら「年齢の差が結婚の障壁と考えるなんて、キャリアウーマンを目指していたNさんらしくないんじゃないかしら?(笑)」

Nさん「彼が退院したら、きらら先生のところに連れて来ていいですか?」

きらら「もちろんいいわよ」

Nさん「そこで、きらら先生のお墨付きを貰ったら、わたしの両親に彼を紹介します(笑)」

きらら「北海道に帰ったら、彼には大きな声で『こちらこそ、よろしくお願いします』って返事するんですよ(笑)」

Nさん「はい!」

きらら(11/29)

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