「子どもの心はワンダーランド」―(1)―

お願いをする女子高校生年末になると増えるのが、お子様の進学に関する相談です。

先日、お見えになったAさんは、中学3年生だというのに、全然勉強しようとしない娘さんについての相談でした。
実は、Aさんについては、過去に2人の息子さんの高校、大学進学の際に鑑定させて戴いたご縁がありました。

Aさん「お久しぶりです。その節はお世話になりました」

きらら「Aさんもお元気そうで何よりです。息子さんたちも元気に学校に通ってらっしゃいますか?」

Aさん「お蔭さまで。特に2番目は、一緒に連れてきた時、きらら先生に『人のために尽くすお仕事が向いている』と言われたせいか、『医者になって、アフリカの病院で働きたい』って、医学部目指して頑張っています」

きらら「それは、それは。彼なら大丈夫ですよ。ところで、今日は?」

Aさん「お恥ずかしい話ですが、中学三年生になる一番下の娘について、どうしたら良いのか、主人も私もお手上げ状態で…」

きらら「まだ小学生だった時に、一度お見えになった、あのお嬢さん?」

Aさん「そうなんですが、上の2人とまったく反対で、全然勉強しないんです。中学に入った頃は、成績も上位だったんですが、2年生に進級した途端、テストの点数が急降下。塾にも通わせているのですが、効果がないどころか、3年生になってからはクラスでもずっとビリなんです。普通ならビリだと、何とかしなくちゃって、必死に努力するはずなんですが、悔しくないのか、のほほ~んとしっ放しで。もう腹が立つやら、情ないやら…。先生には、こんな成績では進学できる高校はありませんって“引導”を渡されてしまうし…。もう毎日、顔を見たら『勉強しなさい、勉強しなさい』の連呼で、ホトホト疲れてしまいました」

ここまで一気に喋ったA子さん、ようやく珈琲に口をつけました。

きらら「鑑定結果からは、とっても努力家の星を持っているし…。お友達との関係はどうなんですか?」

A子さん「わたしも学校で何かあったのかと思って、色々聞いてみたのですが、学校へもキチンと行ってるし、お友達とも仲良くしているし、世間で言われているような苛めはなさそうです」

きらら「本人に、将来は何をしたいのか、何になりたいのか、お聞きになったことは?」

A子さん「わたしが聞いた限りでは、これといった夢とか、希望はなさそうです。そんな願いがあれば、もっと頑張ると思います」

きらら「わかりました。もし宜しければ、来週もう一度、ご都合のよい日にお譲さんと一緒に足を運んで戴けますか? わたしが直接、お会いします。但し、今日からお見えになる日まで、どんなに言いたくても、お嬢さんには一切、『勉強しろ、勉強しろ』って言わないで欲しいのです」

A子さん「ありがとうございます。早速連れて来ますので、何卒よろしくお願いします」(続く)

きらら(12/21)

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