「占いの効用」

未来を向く女性「きらら館」に足を運んでくれる方の80%以上は女性です。
おそらく、この割合は「きらら館」に限らないはずです。

なぜ、女性は「占い」に興味を持つのでしょうか。
異論はあるかと思いますが、わたしはこう考えています。

結論からいえば、女性は「前向き」だからだと思います。
女性は過ぎ去った昔のこと、特に嫌なことなどは、きれいさっぱりと忘れ、常に将来のことを考えているのです。
簡単にいえば、未来志向なのです。

だから、これから自分に、自分の周りに起きる吉凶を予測、それに対する準備を整え、将来に立ち向かおうとするのです。

それに引き換え、男性の大半は昔の出来事や、過去の人間関係を引きずって生きています。
つまり、「後ろ向き」なのです。

これは、自分の意思と能力で、自らの人生を切り開いて行けると信じ込み、何が何でも“強い男”でなければならない、と思い込んできた“悲しい反動”ではないでしょうか。
年齢を重ねると“うざいお爺さん”になってしまう所以です。

「現代は科学万能の時代だ。占いに将来なんて分かるものか!!」…男性は往々にして占いを否定的に見ます。
しかし、男性はその現代科学に対する盲信、依存によって自分自身を“窮地”に追い込んでいるのです。

「前向き」「後ろ向き」…どちらが良いというわけではありませんが、少なくとも「未来」に関しては、「前向き」の方が、精神的には遥かに有意義です。

同じ事象に相対しても、人は気持ちの持ち方ひとつで、希望になったり、絶望になったりします。
科学は、「絶望」を「希望」に変えることはできません。
しかし、占いは「絶望」を「希望」に変えることができます。

「肩の荷を降ろして、明るい明日への一歩を進める」――これこそが「占いの効用」です。

きらら(5/20)