「うれしいお手紙」

縁あってお知り合いになれた多くの方々から年賀状やメールで新年のご挨拶を戴きました。
「この人は確か~」――みなさんの顔を思い出しながら、一枚、一枚感慨深く読ませていただきました。ありがとうございました。

そのなかに2010年に上京した際に鑑定させていただいた北海道のM子さんからのお手紙がありました。
少し長くなりますが、本人の了解を得て紹介させていただきます。

 

「新年明けましておめでとうございます。

拝啓 すっかりご無沙汰してしまいました。随分前のことなので、もうお忘れかもしれませんが、報告とお礼を兼ねて新年のお手紙を差し上げました。

~(略)~きらら先生に初めてお会いした時の私は、交際していた彼と別れたことで仕事も嫌になり、このまま死んでもいいと思い詰めるぐらい絶望していました。

泣きじゃくる私に先生は、『辛いでしょう。でもね、人生は山あり谷ありよ。ちょっとぐらい谷底に落ちて傷を負ったぐらいでクヨクヨするなんて、あなたらしくないわよ。来年の8月から星回りが良くなるし、再来年の6月頃には素晴らしい方との出会いが約束されているのに、もったいないじゃない。『終着駅は始発駅』よ。折角の人生なんだから、もう少し頑張ってみなきゃ。――『握一点 開無窮』――あなたの場合、何事にもおおらかな気持ちで接するようにすれば絶対よ!』って笑顔で言ってくれました。

しかし正直なところ、その時は『気休めばかり言って~』と内心では素直になれませんでした。でも、先生と話をしていると、何となく心が穏やかになっていく自分に気がつき、(失礼ながら)『よし、騙されたと思って、再来年の6月まで頑張ってみよう』と心に決めて帰郷しました。

~(略)~あれから2年、昨年6月には鑑定通りに素敵な彼もでき、昨年9月に結婚し、現在妊娠3ヶ月。今は、あの当時の気持ちが嘘のような幸せな毎日を送っています。

~(略)~もしあの時、先生にお会いしていなかったら、おそらく現在の私はいなかったと思います。まさに『一期一会』――1度しかお目にかかっていないのに、人生にはこんな不思議な出会いもあるんですね。

~(略)~夫も『子供が生まれたら、3人できらら先生にお礼に行かなければ』と申しています。(Yahoo画面での先生も素敵ですが、やはり直接、お会いしなければ私たちの気が済みません)

~(略)~ほぼ3年ぶりの再会。その日を楽しみにしています。(その時は、夫と子供の運勢を是非、占ってください) 敬具」

 

実に“占い師”冥利に尽きる、何物にも代えがたい、とっても嬉しいお手紙です。

頭ごなしに鑑定を押し付けるのではなく、皆さんに真摯に対峙し、悩み、迷い、苦しみを癒しに変え「占ってもらって良かった」と言っていただくことこそが、私たち『きらら館』の矜持であり、使命と考えています。

きらら(1/14)