新 年 恭 禧

昨年は色々お世話になりました。今年も宜しくお願いします。

きらら館代表 宮原きらら

さて、昨年12月の衆院選前には多くの政界関係者から「接戦だが、A先生は大丈夫か?」「気休めではなくB候補は当選できるか?」「うちのC候補は本当に勝てるのか?」と、たくさんの相談を受けました。

当然のこととはいえ、皆さん、いずれも必死の形相での依頼だけに、私も夜を徹して鑑定、ありのままを報告させて戴きました。結果は、占った7人のうち6人が当選、1人が僅差で落選。――いずれも鑑定通りの結果でしたが、正直なところ、ホッとしたというより、きらら館代表として面目を保ったことのほうが、私には嬉しく思えました。

政治絡みの話題が出たところで、仕事初めの今日は、2度目の総理大臣の座に就いた安倍晋三首相(1954年9月21日生)を占ってみました。

「日本を取り戻す」――選挙中の掛け声通り見事に「政権」を奪回、国民の期待を一身に背負った安倍さんですが、まず気になるのは「健康」です。2007年のような深刻な事態にはならないと思いますが、決して万全ではありません。ストレスを溜めず、自己管理に留意して、全力を出して欲しいものです。

内面の「性格」は、天性の“なごみキャラ”で、ピリピリとした雰囲気にあっても屈託のない態度で周囲の空気を柔らかくすることができ、みんなの人気を集めます。しかし、とにかく人と争ったりケンカするのは大の苦手のハト派だけに逆風になった時に、どこまで踏ん張れるか、ちょっぴり不安です。それと嬉しくなって舞い上がり、サービス精神のつもりで、ついついやり過ぎることで足を掬われることにもなりかねません。常にサイドブレーキに手を添えることを忘れないように。

今年は、日本にとっても、安倍さんにとっても「大きな変化」の年です。焦らず、慌てず――「千里の道も一歩から」――常に足許を見た慎重な歩みこそが長期政権の秘訣です。

きらら (1/6)